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脱毛が終わらないのはなぜ?毛周期と、光が反応する毛のしくみ

もう10回以上通っているのに、毛が抜ける実感がない

脱毛サロンやクリニックに通うお客様から、こうしたご相談を毎日のようにお受けします。お金と時間をかけているのに効果が見えないと、「自分の毛が濃すぎるのでは」「機械が合っていないのでは」と不安になるのは当然のことです。

しかし、現場で多くのお客様の肌や毛穴を見てきて言えるのは、効果を実感できない最大の原因は毛質ではなく「毛周期(ヘアサイクル)を無視した通い方」だということです。全身にある約500万個の毛穴は、それぞれがバラバラのタイミングで動いています。

この記事では、光が実際に何に作用しているのか、なぜ1回では終わらないのか、そしてFERNAがどういう間隔でご案内しているのかを、順番に整理します。

この記事の要点
  • 光が狙っているのは毛そのものではなく、毛を育てる毛乳頭・毛母細胞と、発毛の司令塔であるバルジ領域
  • 反応するのは成長期の毛だけ。今見えている毛は全体の20〜30%で、残りの70〜80%は皮膚の下で眠っている。
  • だから複数回が必要。FERNAは毛が生え始める約3週間のタイミングで照射し、毛が減ってきたら間隔を延ばしていく。
  • 生え揃うのを待つと、成長期だった毛が退行期に移って照射のタイミングを逃すことがある。
  • サロンの光脱毛は減毛・抑毛。医学的な永久脱毛は医療機関のみが行える。
目次

脱毛の光が狙っているのは「毛」ではなく「毛を育てる組織」

光は、毛を焼いているわけではない

「脱毛の光は毛を直接焼いてなくしている」——これは多くのお客様が持っているイメージですが、正確ではありません。施術中に少し焦げたような匂いがすることがあり、「効いている感じがする」と仰る方もいますが、それは表面の毛が反応しているだけで、肝心の奥に熱が届いているかどうかとは別の話です。

光のエネルギーは、毛に含まれる黒い色素(メラニン)を導火線のように使い、その先にある発毛組織へ熱を伝えます。組織のたんぱく質が熱で変性することで、はじめて毛が生えにくい状態に近づきます。

狙う組織は「毛乳頭・毛母細胞」と「バルジ領域」

組織ある場所役割
毛乳頭・毛母細胞毛の根元(毛球部)=深いところ毛細血管から栄養を受け取り、細胞分裂して毛を伸ばす“工場”
バルジ領域毛根のやや浅い部分(立毛筋の付着部あたり)発毛の司令塔となる幹細胞をつくる
脱毛でアプローチする2つの組織

どちらを狙うかで方式が分かれます。FERNAではこの2つを毛質と部位によって使い分けています(後述)。

手の甲に脱毛機のヘッドを当てているところ
手の甲への照射。毛に含まれる黒い色素を導火線にして、奥の発毛組織へ熱を伝えます

なぜ1回で終わらないのか?「毛周期」という絶対ルール

毛には成長期・退行期・休止期の3つの周期がある

周期毛の状態光への反応
成長期毛母細胞が活発に分裂し、毛が太く長く伸びている。毛と毛乳頭がつながっている反応する
退行期細胞分裂が止まり、毛が毛乳頭から離れて抜ける準備をしているほとんど反応しない
休止期毛が抜け落ち、次の毛が生えるまで休んでいる反応しない
毛周期と、脱毛の光への反応のちがい

反応するのは成長期の毛だけ。今見えている毛は全体の20〜30%

脱毛のエネルギーが発毛組織に届くのは、毛と毛乳頭がつながっている成長期の毛だけです。退行期や休止期の毛穴に光を当てても、導火線が途切れているため熱が奥まで伝わりません。

そして、いま皮膚の表面に見えている成長期の毛は全体の20〜30%。残りの70〜80%は、皮膚の下で眠っているか、抜け落ちるのを待っている状態です。一度に2〜3割にしかアプローチできない以上、残りが成長期に入るのを待って順番に照射していく必要があり、複数回の施術と期間がどうしても必要になります。

「また生えてきた」は失敗ではない

施術から数日〜数週間で毛がポロポロと抜け、「効いた」と感じたあと、翌月に別の毛穴から毛が出てくると「また生えてきた、失敗だ」と諦めてしまう方が少なくありません。

しかしそれは失敗ではなく、前回眠っていた休止期の毛が、新たに成長期を迎えて顔を出しただけです。成長期の毛に複数回ダメージを重ねることで、毛は少しずつ薄く、細くなっていきます。

FERNAが使う2つの方式(IPLとSHR)

脱毛の光は1種類ではありません。狙う深さが違う2つの方式があり、毛質と部位に合わせて選ぶことで、無駄な照射を減らせます。

方式狙うところ向いている毛・部位特徴
IPL方式深いところの毛乳頭・毛母細胞濃い毛/ワキ/VIO太く濃い毛にしっかりアプローチする
SHR方式浅いところのバルジ領域に熱を蓄える薄い毛/産毛/日焼け肌痛みが少なく、毛周期に縛られにくい
FERNAで使い分けている2つの脱毛方式

SHR方式は発毛の司令塔であるバルジ領域に熱を蓄えていく方式なので、毛周期に強く縛られず、短い間隔でも施術できるのが特徴です。この使い分けが、次にお話しする「通う間隔」の考え方につながります。

FERNAが「約3週間ごと」から始める理由

生え揃うのを待つと、照射のタイミングを逃す

「毛が生え揃ってからのほうが効くのでは」と思われがちですが、生え揃うまで待っているあいだに、せっかく成長期だった毛が退行期に移ってしまうことがあります。そうなると、その毛には光が反応しません。

FERNAでは、毛が生え始める約3週間のタイミングで照射することで、取りこぼしを減らすようにしています。生え始めにアプローチするので、自己処理をしながら通っていただいても問題ありません。

毛が減ってきたら、間隔を延ばして「卒業」へ

3週間ごとにずっと通い続けるわけではありません。回数を重ねて毛が減ってきたら、自己処理の頻度と毛の量をご来店のたびにうかがい、そのうえで間隔を延ばしていきます。

段階間隔の目安見ているもの
通いはじめ約3週間ごと生え始めのタイミングを逃さない
毛が減ってきたら少しずつ延ばす自己処理の頻度/毛の量をヒアリング
仕上げ〜卒業さらに延ばす自己処理がほとんど要らない状態を目指す
卒業後年1〜2回メンテナンスできれいな状態を保つ
FERNAでの通い方の流れ(毛質・部位によって個人差があります)
うつ伏せの状態で二の腕に脱毛機の光を当てているところ
二の腕への照射。同じ方でも部位によって毛の進み方は違います

毛周期は毛1本ごとに違うため、完全に見極めることはできません。だからこそ、画一的なスケジュールに当てはめるのではなく、そのときの毛と肌の状態を見て次回を決めることが、結果的にいちばんの近道になります。

サロン脱毛と医療脱毛では「終わり方」が違う

毛周期の考え方はサロンでも医療でも同じですが、目指せる状態には違いがあります。ここを混同したまま通い始めると、「思っていたのと違う」という結果になりやすいので、最初に整理しておきます。

サロン脱毛(光脱毛)医療脱毛(レーザー)
行うところ脱毛サロン医療機関(クリニック)
目指す状態減毛・抑毛。毛が生えにくく、目立ちにくい状態医学的な永久脱毛
1回あたりの出力低め高め
痛みの感じ方比較的おだやか強く感じやすい
サロン脱毛と医療脱毛の違い(概要)

「永久脱毛」でも、生涯1本も生えないわけではない

意外に知られていませんが、アメリカFDA(食品医薬品局)が定める永久脱毛(permanent hair reduction)とは「治療後、毛の再生本数が長期的に安定して減少している状態」のことで、100%毛を生やさないと保証する定義は、医学的にも存在しません。

細胞は数年後に活動を再開することがありますし、加齢や妊娠などをきっかけにホルモンバランスが変われば、深く眠っていた毛穴が目を覚ますこともあります。医療でもサロンでも、完了後はメンテナンスで保つという考え方は同じです。

FERNAは脱毛サロンです。当サロンでは「生えてこなくなる」ではなく、面倒な自己処理から解放され、年1〜2回のメンテナンスで保てる状態をゴールにご案内しています。違いをもう少し詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

「何回通っても効果が出ない」と感じている方へ

同じ「3週間ごと」でも、ワキとVIOでは進み方が違いますし、ホルモンバランスや季節によっても発毛サイクルは変わります。毛量や自己処理の頻度をうかがわずに一律のスケジュールを当てはめていると、反応しないタイミングでの照射が増えて、結果的に遠回りになります。

「自分の毛質に合ったペースを知りたい」「今のままで終わりが見えるのか不安」という方は、一度ご相談ください。肌と毛の状態を直接確認したうえで、無理のない通い方をご提案します。

FERNAは大阪・天満橋/南森町/上新庄の完全個室サロンです。回数をまとめて買っていただくコース契約はなく、ご来店のたびに受けたぶんだけをお支払いいただく完全な都度払いです。思ったより早く終わったときも、途中で通えなくなったときも損をしません。料金はレディースメンズのメニューページにまとめています。

よくある質問

脱毛は何回くらいで効果を実感できますか?

毛の量や太さ、部位によって差があります。自己処理の回数が減ってきたと感じ始める方が多いのは5〜6回前後から、自己処理がほとんど要らない状態までは、部位と毛質によって10回〜30回程度が目安です。1回で反応するのは成長期の毛だけなので、回数を重ねて順番にアプローチしていきます。

施術のあと、また毛が生えてきました。失敗ですか?

失敗ではありません。前回の施術のときに皮膚の下で眠っていた休止期の毛が、成長期を迎えて表面に出てきただけです。今見えている毛は全体の2〜3割で、残りは順番に生えてきます。

通う間隔はどれくらいがいいですか?

FERNAでは通いはじめは約3週間ごとにご案内しています。毛が生え始めるタイミングを逃さないためです。回数を重ねて毛が減ってきたら、自己処理の頻度と毛の量をうかがったうえで間隔を延ばしていき、最終的に卒業を目指します。

毛が生え揃うのを待ってから行ったほうがいいですか?

待つ必要はありません。生え揃うのを待つと、せっかく成長期だった毛が退行期に移ってしまい、照射のタイミングを逃すことがあります。FERNAが生え始めの約3週間で見ているのはこのためです。

サロンの脱毛でも、毛は生えてこなくなりますか?

サロンで行う光脱毛は減毛・抑毛にあたり、毛が生えにくく目立ちにくい状態を目指すものです。医学的な意味での永久脱毛は医療機関のみが行えます。なお、アメリカFDA(食品医薬品局)の定義でも永久脱毛は「治療後、毛の再生本数が長期的に安定して減少している状態」を指し、生涯1本も生えないことを保証する定義は存在しません。

完了したあとは、もう通わなくていいですか?

自己処理から解放されたあとも、加齢やホルモンバランスの変化、深く眠っていた毛穴が目を覚ますことで、数年後に毛が出てくることがあります。年に1〜2回のメンテナンスで、きれいな状態を保っていただけます。

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この記事を書いた人

脱毛サロンFERNA Beauty 責任者。脱毛歴10年。2021年1月からの施術はのべ6,800名以上(月平均約100名)。大阪・天満橋/南森町/上新庄の完全個室サロンで、IPL方式とSHR方式を毛質と部位で使い分けながら、日々お客様の肌と毛を見ています。「肌も心もほぐれる美容時間」をコンセプトに、勧誘なし・都度払い・当日メニュー変更可。相談しづらいお悩みもお気軽にどうぞ。

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